テラメッシュ擁壁(1.補強土壁工法・2.もたれ式擁壁工法)

1.補強土壁

  • TMS工法
    網部材は補強材として機能する補強土壁である。
  • TMHB工法(テラメッシュ・ハイブリッド工法)
    主補強材にパラリンクを用いる補強土壁である。高盛土コスト縮減に役立つ。
    連結部は栗石による損傷前強度による引抜き力にて照査している。
  • 凍上対策(-T)
    ふとん籠部に断熱材を設置することで凍上対策が可能である。
TMS工法

テラメッシュ工法

網部一体成型ふとん籠で構造上の安定を確保

適用範囲;壁高8m程度まで

TMHB(テラメッシュハイブリッド)工法

テラメッシュハイブリッド工法

網部一体成型ふとん籠+主補強材としてパラリンクを使用して構造上の安定を確保


凍上対策

凍上対策

ふとん籠の内側に断熱材を設置する。

TMHB-T

TMHB-T

TMHBに断熱材を設置する。


設計法

TMS工法の設計法は主補強材を金網として、TMHB工法の設計法は主補強材をパラリンクとして補強土壁工法の設計を行う。
設計手順は、「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」に準拠して、常時の内的・外的・全体安定及び地震時の安定を検討する。

2.もたれ式擁壁

  • TM-Y工法
    網部に盛土材として礫質土(細粒分15%未満)をもってきて締固め95%することにより、かご部と網部がもたれ式擁壁として機能する。
    (耐震設計に関しては、レベル2地震動において、1:0.3の勾配において嵩上げ盛土1mの壁高8m以下可能.)
切土拡幅

切土拡幅

災害復旧

災害復旧

ピアアバット

ピアアバット

洪水などの異常時にも護岸(アプローチ盛土)の崩壊を防ぐべく透水性の擁壁を用いた侵食、洗掘に強い構造を持つ擁壁である。この用途においては透水性がより求められことから、網部上の裏込め材に標準的に砕石(C-40)(細粒分5%以下)を用いることする。


設計法

設計法は、「道路土工 擁壁工指針 平成24 年度版」(社団法人 日本道路協会、平成24年7月)に準じて、安定性(滑動・転倒・支持)の検討を行うものとする。