エターナルプレザーブでは、高強度帯状ジオシンセティック(パラリンク)を用いた軟弱地盤上の安定対策、豪雨に強いテラメッシュ擁壁工法を提案

液状化変形抑制工法
(NETIS登録 No.TH-140012-VR)
工法(パラリンク)

工法概要

盛土直下の基盤に高強度繊維からなる引張補強材であるジオシンセティックスを挟み込んだ砕石層を築造し、液状化時の盛土の変形を抑制する工法です。

  1. 液状化の発生は許容するものの,盛土の水平変位や沈下等の変形量を道路機能確保又は修復限界以内に抑制します。
  2. 従来の改良工法に比べて,大幅なコストの縮減を図る事が可能です。(天端幅10m,盛土高7mにて縦断方向30万円/m 直工費))
  3. ジオシンセティック(パラリンク)を砕石層の剛性で盛土底部の変形を抑制し,砕石層の排水効果により液状化発生を抑制できます。

SECURE-G工法

(Stabilized Embankment Construction Utilizing Reinforcement with Gravel)

SECURE-G工法
掘削

遠心加速度50G:図中の寸法は実物換算

不織布敷設

入力波:正弦波(300gal,50波,1.2Hz)

砕石層施工(ジオシンセティックス下層)

阪神大震災地震動相当(16.7秒後)
沈下低減:沈下量を66%に低減
側方変位:境界条件が十分でなく、対象にせず

ジオシンセティックス敷設

遠心加速度50G:図中の寸法は実物換算

砕石層施工(ジオシンセティックス上層)

入力波:2011年東北地方太平洋沖地震
K-net水戸(IBR006,NS成分)

盛土施工

主揺動終了後(120秒後)
沈下低減:沈下量を62%に低減
側方変位:側方変位をゼロレベルに抑制

ジオシンセティックス敷設

遠心加速度50G:図中の寸法は実物換算

砕石層施工(ジオシンセティックス上層)

入力波:平成7年兵庫県南部地震
道路橋示方書(Ⅱ-3-2,NS成分)

盛土施工

加振終了後(50秒後)
沈下低減:沈下量を87%に低減
ただし、無対策は正のダイレイタンシ―により完全液状化に至らず、沈下量は標準より小さく抑えられていた
側方変位:側方変位を31%に抑制

不織布

不織布の厚さは、1.5mm以上とし、掘削底面と側面に敷設します。
また、ロス率10%を見込むこととします。

砕石

以下の性能を満足するものを使用します。

表1 砕石必要性能

表1 砕石必要性能

※ 再生砕石(RC 材)は長期の透水性に問題が生じる可能性があるため使用しない。

特許実施料

SECURE-G工法は特許工法であるため以下のような特許実施料が生じます。

特許実施料=材料費(砕石、ジオシンセティックス、不織布、備品)×2%

施工

掘削

掘削

不織布敷設

不織布敷設

砕石層施工(ジオシンセティックス下層)

砕石層施工(ジオシンセティックス下層)

ジオシンセティックス敷設

ジオシンセティックス敷設

砕石層施工(ジオシンセティックス上層)

砕石層施工(ジオシンセティックス上層)

盛土施工

盛土施工

施工実績

西日本高速道路(株)四国支社 駐車場整備工事(2013年4月~2013年11月)
南海トラフ地震:2m津波想定 レベル2地震動(設計水平震度kh=0.4)
津波到達後の緊急車両走路確保

施工位置

施工位置

代表断面

代表断面

ジオシンセティックス敷設状況

ジオシンセティックス敷設状況

駐車場完成後

駐車場完成後

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